「腰痛なので湿布を貼ってます」
当院へご来訪の方でも、チラホラ見かけます。
「湿布を貼っていると痛みが楽になっている気がする」
という方は比較的多いです。
今回は湿布で腰痛が良くなるのかについて書いていきたいと思います。
1、そもそも湿布の役目とは?

湿布は、消炎鎮痛の作用があります。
温湿布などにはカプサイシンという成分が含まれてあり、血流量をふやす目的としています。
2、腰痛の根本的な解決とは?

腰痛を解決する方法は、原因により違ってきます。
急性の腰痛なら、湿布でその場の痛みを和らげるだけでもやり過ごすことができます。
しかし、腰痛が慢性的になっている場合。
湿布は、炎症を抑える働きであるのみであって、繰り返す炎症を治すものではありません。
なぜ慢性的に腰が炎症しているのか?といった根本から見つめなおさないと解決に向かいません。
3、東洋医学である鍼灸ではこのようにみます
東洋医学では、大きく2つに分かれます。
・冷えが原因なのか
・熱(炎症)が原因なのか
この2点でみていきます。
患部である腰の寒熱だけではありません。
脈診や腹診といった手による古典的な検査法で原因を正確に見極めていきます。
ただし、脈診は経験が必要とされており、しかも脈診のできる鍼灸師は少ないのです。
鍼と灸のふくだでは
脈診歴が20年を超えており、腰痛の原因や状態を見極めることができます。
腰痛に関する根本原因が気になりましたら、お気軽に電話でお問い合わせください。