膝の痛みで多いのは、「階段の登り降りがどうにも億劫になってきた。。。」ということが挙げられます。
最初、イスから立ち上がったりなどで違和感を感じることからはじまり、曲げ伸ばしで痛んできて、いつの間にか階段がつらくなって。。。
という順番が多いのではないでしょうか？
今回は、そんな階段での痛みについて書いていきます。
１、代表的な膝の疾患
階段の上り下りで疑われる症状としては
・変形性膝関節症
が代表的でしょう。
スポーツ障害としては
・鵞足炎
・オスグッド
などもあります。
西洋医学での治療法としては、
・基本としては薬により痛みどめ
・骨の変形が著しい場合は手術
以上が代表的な治療方法ではないでしょうか。
２、東洋医学である鍼灸での考え方は？
新たに産生される膝の炎症を少なくすることに重点をおきます。
変形性膝関節症の場合は、骨の変形などで炎症が続くように考えられますが、膝にとって楽な位置というのがあります。
膝の周りには、たくさんの筋肉が支えているのですが、前後左右の筋肉の引っ張り合いのバランスを欠いていることが多いのです。
また鍼灸では、膝の関節の部分に潤いをもたらすことをしていきます。
血流を促すのはもちろんのこと、鍼灸では津液(水分)をめぐらせると関節の痛みが楽になるという考え方をします。
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