毎日マスクをつけるようになって、頭痛のする回数が増えてきた気がする人もいらっしゃると思います。
マスクを外して、仕事や外出は難しいためどうすればいいんだろうと悩んでいませんか?
今回は、マスクをつけるとなぜ頭痛がするのかと、鍼灸ではどんな治療をしていくのかを書いていきます。
1、マスクで頭痛?

マスクで頭痛がする原因は、軽い酸欠状態になっていることと、筋肉が緊張していることが考えられます。
マスクを長時間つけると、息が少し苦しくなってくることがありますよね。
体の中の酸素が少し足りておらず、二酸化炭素の割合が増えてしまっています。
体内の二酸化炭素が増えてしまうと、血管が拡張してしまい頭痛が起きてしまいます。
マスクをつけると、耳に負担がかかってきて、さまざまな筋肉が緊張してしまいます。
緊張しやすい筋肉は、頭の横側の筋肉・顎の筋肉・首の筋肉が硬くなってしまいます。
頭痛が起きやすい人は、この筋肉が緊張していることが多いためここを緩めてあげることが大事になります。
2、鍼灸でどんなことができるのですか?

鍼灸では、筋肉の凝りをやわらげていくことをしていきます。
また、東洋医学ではマスクをつけていると息で体の熱を発散することができず、体の上部に熱が溜まってしまうと考えます。
体の上部に熱が溜まってしまうと、首肩こりが起きやすく、呼吸も浅くなりがちなので、体の熱の循環をよくしていき、首肩こりを起こしづらくしていきます。
マスクで頭痛が起きた方以外の原因の頭痛を見ています。
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