生理前になると頭痛がして憂鬱になったりしませんか?
でも、生理前にくる恒例のものだから仕方ないと諦めてしまいがちで。。。
今回は、生理前になぜ頭痛がするのかと東洋医学ではどう考えるのかを書いていきます。
1、生理前に頭痛がする理由
生理前に頭痛がする理由は、ホルモンバランスの崩れによるものが多いです。
生理周期では、排卵後にくる高温期に分泌されるホルモンバランスの切り替わりによるものが考えられます。
排卵を境にホルモンが切り替わるのですが、頭痛などの不調がある方はこの切り替えがうまくいっていないことが多いです。
ホルモンバランスの崩れの原因は、ストレスによるものが考えられるため、自律神経調整をしていくことが大事です。
2、東洋医学ではどのように考えるのですか?

東洋医学での生理での頭痛は、「血の滞りがある」と考えます。
専門用語では瘀血(おけつ)といいます。
血の滞りと言っても、血液検査などで異常が出るわけではありません。
体に元気がなく、血液を巡らせる力が弱ったりして、血液が巡っていないことの状態のことを言います。
東洋医学での「元気」とは、体が不調の時になくなるだけでなく、気配りをしすぎた時にも減ってしまいます。
鍼灸では、その「元気」を増やして、血の巡りを良くしていきます。
自律神経調整も鍼灸でできるため、ホルモンのバランス調整もしていきます。
当鍼灸院では、生理前生理中の頭痛の他にもPMS(月経前症候群)の方を多くみています。
お電話での相談もできますので、お気軽にご相談ください。