頭痛と一緒に目の奥が痛む症状を持っている方は、意外と多いかと思います。
パソコンを使用するデスクワークの方に多いかと思いがちです。
しかし、現在はスマホを見過ぎて同様の症状になる方が増えています。
今回は、鍼灸師の立場から東洋医学的な考え方について書いていきますね。
1、西洋医学的な原因は?

原因はいろいろ考えられます。
頭痛で目の奥が痛む場合
◯眼精疲労
◯近視や老眼の進行
◯緑内障
これらでしょうか。
あと
◯脳腫瘍
◯重度の蓄膿症
これらの場合もあります。
ちょっと驚かせてしまったかもしれませんね(^o^;)
もし気になるようでしたら、病院での検査をお勧めします。
検査で異常がない場合、東洋医学である鍼灸治療で改善することが可能なのです。
2、東洋医学ではどのようにみる?
目の奥が痛い症状は「瘀血(おけつ)」といいます。
血の滞りとも言い、東洋医学特有の症状の概念です。
そして血が滞っている場合、片頭痛も同時に起こります。
「血(血液)」は、肝臓が貯蔵するという考え方をします。
西洋医学の肝臓とは概念が違います
肝臓がどこに血を送るのかという指令をだすのですが、司令塔である肝臓の働きが鈍ると、血が滞ると言われてます。
そして東洋医学では、目と肝臓は密接な関係があると言われています。
3、鍼灸ではどのような治療をしますか?

東洋医学でいう「肝臓」の働きを活発にさせる治療を行い、血を巡らせるように鍼やお灸をしていきます。
瘀血といっても、どのツボを使って治療するのかは、お一人ずつ違います。
そこは、鍼灸師へお尋ねくださいね。
頭痛や、目の奥の痛みでお悩みの方。
鍼と灸のふくだでは、これら現代に多い症状を診る機会が多いです。
そして、たくさんのご来訪者の方が改善していきました。
お電話でのご相談だけでも出来ますので、是非お問い合わせくださいね。