頭痛の中でも、こめかみが痛いタイプは多いかと思います。
今回は、こめかみの痛みについて
鍼灸師の立場から、異なる見解を書いていきます。
1、こめかみの痛みとは?
こめかみの頭痛は片頭痛、または偏頭痛とも言われています。
この痛みの西洋医学的な原因としては
◯脳の血管が拡がって起こる片頭痛
◯頭の周りの筋肉が緊張して痛む筋緊張型頭痛
これらが一般的な分類です。
また
◯脳卒中の前ぶれ症状
◯視力の低下
などもあります。
しかし、東洋医学では意外なところからの原因が隠れているんですよ。
2、意外なところが原因かも!

ある消化器なんです。
実は、「胃」です。
意外ですよね?
では、このような経験はありませんか?
かき氷を急いでかきこむと、こめかみが「キィーン」としませんでしたか?
東洋医学では、こめかみの痛みは胃と関連することが意外と多いのです。
◯胃が冷える
◯胃に熱がある
これらの状態ですと、こめかみに痛みがある場合が決して少なくないんです。
とはいえ、激しい痛みが続いている場合は
病院で必ず検査を受けてくださいね。
3、東洋医学である鍼灸では

◯胃が冷えるタイプ
・冷飲食
・食欲がない
これらが主な症状で、胃を温める鍼灸治療になります。
◯胃に熱があるタイプ
・食欲が旺盛
・胃酸が込み上がる
これらの症状が多く、胃の熱を冷ます鍼灸治療になります。
頭痛でお困りの方。
鍼と灸のふくだでは、頭痛で悩んでいる方が多くご来訪されています。
お電話でのご相談だけでも出来ますので、是非お問い合わせくださいね。