若い時に、お灸で肩こりが良くなったわぁー♪
とご年配の方から聞いたことはありませんか?
お灸って「やいと」とも言われ、やけどをするイメージが強い気がします。
鍼灸師の立場から安全かつ心地よいお灸の効果について、21世紀になったイマドキお灸について書いていきますね。
1、お灸って何?

中国古来の温熱療法です。
お灸で使用する「もぐさ」は、よもぎで作られています。
100%天然素材です。
よもぎの葉っぱの裏に白く細かい毛があり、その毛には油が含まれているんです。
火をつけてすぐに燃焼するのは、この油のおかげです。
お灸を燃やした時の、温度は徐々に高くなって伝わって来るので心地良いのです。
2、お灸の効果とは?
温める作用
消炎作用(炎症を治める)
が認められています。
肩こりの場合
◯冷えて筋肉が収縮しているもの
◯肩の使いすぎで炎症という熱になっているもの
大きく分けて2つのタイプがあります。
タイプに合わせてお灸の仕方が変わります。
3、お灸は東洋医学

お灸は、鍼と同時に中国から日本へ伝わって来た東洋医学に用いる治療方法です。
肩の痛いところにお灸をすれば良くなるとは限らないのです。
ツボという治療点となる場所に施していかないと効果が発揮されません。
また、体質によってツボが変わってきます。
そこはプロである鍼灸師よりお灸を受けてくださいね。
肩こりでお困りの方。
イマドキお灸は、やけどせずに心地良いですよ。
不安な場合は、お電話でのご相談だけでも出来ますので、是非お問い合わせくださいね。