不妊治療中に、東洋医学を取り入れようとお考えの方は多くいらっしゃると思います。
最近、テレビで鍼灸や漢方薬についての特番が放送されるようになり、注目されてきました。
不妊治療中に漢方薬を服用されているケースも多いかと思います。
実は、不妊治療中に鍼灸を同時併用すると、妊娠に向かうお身体作りとして有効であると医学会の報告があります。
今回は、鍼灸師の立場から
東洋医学がなぜ妊活に有効なのかを書いていきます。
少しでも、妊活のためになれば幸いです。
1、東洋医学で出来ること

鍼灸や漢方薬は、東洋医学という中国の伝統医学になります。
東洋医学の考え方は、自然治癒力を高めて、冷えてる状態を温めていくのですが、基本的には血流を正しく促すことで効果を出しています。
◯臓器のパワー上げる
◯そのためには足りないものを補う
という考え方が東洋医学の特徴です。
2、東洋医学では「腎」を中心に考えます
では、妊活の場合どのように考えるかと言いますと、
生殖器に関わる「腎」という臓器のパワーが足らない場合が主な原因です。
腎とは「精気」という生命の根元となるものを貯蔵しております。
この精気が少ないと、次世代の命を授かるためのパワーに問題があると考えます。
そこで、腎の働きを補うことを目的としていきます。
3、鍼灸で出来ること
東洋医学の一つである鍼灸では、腎を補うツボに鍼やお灸をすることで、お身体の自然治癒力のスイッチを入れるようにしているのです。
漢方薬との違いとして、鍼灸の場合は治療後に身体が温まるといった変化がすぐに現れやすいことが挙げられます。
鍼灸治療を続けますと血流が促されるようになり
◯基礎体温表のグラフがハッキリとした二層になってくる
◯足腰の冷えが改善した
◯肩こりが楽になった
個人差はありますが
普段の生活も楽になっていきますよ。
東洋医学を導入したいとお考えの方。
鍼と灸のふくだでは、ご来訪されている妊活中の多くの方が、身体が温まって冷えが改善されており、ご懐妊のご報告をたくさんいただいております。
お電話でのご相談だけでも出来ますので、是非お問い合わせください。