『不妊の検査で異常がないんだったら、なぜ妊娠しないの?』と余計に不安になるんですよね(^^;)
妊活という考え方として、
・妊娠のしやすさしにくさ
・普段、なにをすればいいのか?
を書いていきたいと思います。
異常がないんですから、治療ではなく『妊活』なんですよね!
1、西洋医学では
血液検査にて、ホルモン値で妊娠に必要なホルモン量の有無や、卵管が詰まって卵子が通れない等の器質的な異常を調べていきます。
そこで問題がなければ、異常なしとされます。
2、東洋医学的にはどうみる?
東洋医学では、妊娠に深く関わる臓器は二つになります。
※なお西洋医学の臓とは概念が異なります。
①肝臓
血流の配分をつかさどる。そして自律神経のバランスと関わる。
②腎臓
子宮・卵巣などの生殖器の力強さと関わる
西洋医学の臓器の考え方と大きく違うのは、幅広い器官を包括していることです。
妊活に必要な内容を示すものが多くあります。
血流をよくし、冷えない体質にするのが妊活の第一歩というのはご存知かと思いますが、東洋医学の考え方は、その血流を促す自律神経にまで意識していることも特徴になります。
養生法としては、冷飲食を避けることと、ゆったりと湯船に浸かることが血流を良くすることと、そして自律神経のバランスを取ることに繋がります。
そして、三千年も伝統を継承する東洋医学では、肝臓・腎臓のパワーが弱いと妊娠しづらい傾向があるとされています。
これらのパワーの強弱はどのようにして確かめるのか。
「脈診」というアナログかつ今だに継承され続けている伝統的な診察法を用います。
東洋医学である鍼灸は、脈診後に体質を計り、適切なツボに針やお灸を施す伝統療法です。
不妊でお困りの方。体質改善といっても何を気をつければよいのか不安な方。
ご相談だけでも受け付けておりますので、お気軽にお電話ください。