「膝の痛みが辛いので、サポーターを着けてもいいですか?」
とご来院の方から、たまに尋ねられることがあります。
お膝が痛いと、歩くのはもちろんのこと
立ち上がりや、階段の昇降でお辛いですよね。
今回は、膝の痛みに対するサポーター使用について書いていきますね。
1、膝の痛みはサポーターをしていれば治るのか?
結論からいえば
サポーター装着では膝は治りません。
サポーターは、治療というよりも膝を保護するものです。
楽に曲げ伸ばしをするための役割となります。
サポーターを選ぶコツとしては
締め付けの弱いものをお勧めします。
なぜかといえば理由は2つあります。
①血流が滞る
②膝周辺の筋肉の働きを鈍らせない
逆に、拘束力の強いサポーターはといいますと。。。
血流の循環を妨げるので回復力を妨げるんですね。
そして、膝周辺の筋力が弱るので、サポーターに依存してしまう可能性もあります。
2、東洋医学では膝をどのようにみるの?
東洋医学の考え方では、お膝の中にある
「血」と「津液(しんえき)」の巡りを良くすることです。
津液という水が、炎症を収める働きをします。
鍼灸では、津液を巡らせることと同時に、
炎症をさせない膝の環境を整えることも可能です。
膝の諸症状でお困りの方。
お電話でのご相談だけでも出来ますので、是非お問い合わせくださいね。